千代地区で昔から栽培されているネギで、分けつ性のネギです。細くて柔らかいため、軟白部だけでなく葉身部も食べる事ができます。甘味があり食味に優れていると言われています。
地元では薬味用に「刻みネギ」、「ネギだれ」にする他、味噌であえる「ネギぬた」、「すき焼き」、「天ぷら」に使われます。
地元での取り組み
千代地区農業振興会議では、千代ネギの生産を増やし品質の良い千代ネギを栽培するための体制を目指し、信州大学農学部の大井美智男教授や下伊那農業改良普及センターの協力を得ながら、学習会や栽培者の情報交換会、圃場見学会を行ってきました。
今後は地区内での試食会や学校給食への提供を予定しています。千代ネギの元品種と言われる愛知県の「越津ネギ」の産地視察を行いました。今後は地域の特産品としてのブランド化を進めていく予定です。
販売・出荷について
現時点では栽培者個人ごとに販売したいます。中山間地域の千代地区で、1軒が大量生産することは困難です。千代地区農業振興会議でも栽培者リストをまとめているため、販売、提供可能な農家のご紹介等は対応させていただきますがまだ、ブランド化に向けた取組を始めたばかりですので平成25年度においては地区外への販売体制の整備までは計画されておりませんので、ご了承ください。